米国のレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(Rahal Letterman Lanigan Racing/以下、RLLR)は、2020年INDY500で優勝した佐藤琢磨選手と、来年のNTTインディカー・シリーズに参戦することを発表した。
佐藤琢磨選手は、2012年にRLLRチームに初参加し、その後2018年に復帰。共にインディカー・シリーズに挑むのは連続4シーズン目で、通算では5シーズン目となる。なお琢磨選手は、インカ―・シリーズで通算6勝しているが、この内、今年勝ち取ったINDY500での2度目の優勝を含む4勝を、RLLRと共に挙げている。
[参戦決定を受けてのコメント]
■佐藤琢磨選手
「2021年も引き続きRLLRとともに戦えることにとてもワクワクしています。2020年は、いくつもの理由から忘れがたいシーズンとなりました。言うまでもなく、世界中は大変な困難に直面していますが、チームは競争力をさらに強化すべく、懸命の努力を続けているところで、これにはボビーやマイクのほか、チーム全員が協力しています。僕たちが勝ち取ったINDY500の栄冠はとても特別なもので、チームの全員に改めてお礼を申し上げます。僕たちはすでに今後のことにフォーカスしており、2021年がとても楽しみです」。
■RLLR共同チームオーナー・ボビー=レイホール氏
「2021年の参戦継続について琢磨と合意できたことをとてもうれしく思っています。このパートナーシップが過去数年間にわたって大きな成功を収めたことは間違いなく、その頂点は今年のINDY500での優勝でした。2021年に琢磨とさらなる成功を収めることを楽しみにしています」。
■RLLR共同チームオーナー・マイク=ラニガン氏
「これまで何年も琢磨と一緒に仕事をしてこられたことは本当に楽しく、また、これまでともに多くの成功を分かち合ってきました。一緒にINDY500で優勝するとは夢にも思っていなかったことで、私たちRLLRのメンバーは、新しいシーズンのさらなる成功に期待を寄せています。2021年も琢磨とともに戦うことで継続性が生まれ、これが今年同様、優れた戦闘力を発揮してくれるものと願っています」。
■Rahal Letterman Lanigan Racing:https://rahal.com/