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2024年6月6日【MaaS】

T2、新東名で公道実証実験 自動運転輸送に照準

坂上 賢治

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流危機の解決を目指すT2は年5月29日より新東名高速道路の駿河湾沼津 SA-浜松 SA間にて自動運転レベル2の公道実証実験を開始した。今後、更に公道実証区間を拡大し、2024年度中には自動運転幹線輸送サービスの提供予定し、綾瀬(神奈川県)− 西宮(兵庫県)の全区間での実証実験を行う予定という。

 

同社では、自動運転トラック幹線輸送サービスの本格事業化へ向け取り組んでおり、2023年4月以来、大型トラックを用いた実証実験を重ね、今回の公道実証実験開始に至った。

 

 

今回の実証実験では、政府がデジタルライフライン全国総合整備計画にて自動運転車優先レ ーンとして位置付けている新東名高速道路の駿河湾沼津SA − 浜松SA間(約 117km)を走行した。

 

今後は、沼津 − 浜松間の実証実験を重ねた後、段階的に走行区間を拡大し、先の通り2025年3月には綾瀬− 西宮の全区間( 約500km )の実証実験の実施を想定している。

 

 

T2では、危機に瀕している日本の物流を既存物流関係者の方々と共に支えられる、自動運転トラック幹線輸送サービスを社会実装するべく、マイルストーンに従って開発を推進していくと述べている。

 

株式会社 T2 会社概要
本社所在地 : 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル 1階
代表者: 代表取締役 CEO 森本成城
設立日 : 2022 年 8 月 30 日

 

事業内容 :自動運転システムの開発、レベル4自動運転トラックによる幹線輸送サービス事業、幹線輸送に付随した関連サービス事業、その他関連サービス事業

 

株主 (五十音順):
株式会社宇佐美鉱油、株式会社環境エネルギー投資、株式会社 Preferred Networks、紀陽キャピタルマネジメント株式会社、Valuechain Innovation Fund 投資事業有限責任組合、大和物流株式会社、東京センチュリー株式会社、東邦アセチレン株式会社、日本貨物鉄道株式会社、三井住友海上火災保険株式会社、三井住友信託銀行株式会社、三井倉庫ロジスティクス株式会社、三井物産株式会社、三菱地所株式会社、JA 三井リース株式会社、KDDI 株式会社

 

会社 URL : https://t2.auto/
X : https://twitter.com/t2_auto
Linkedin : https://www.linkedin.com/company/t2auto/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。