スズキは6月15日、フランスのル・マンで6月12日から13日にかけて開催された、二輪車による耐久ロードレースの最高峰である、国際モーターサイクリズム連盟(以下FIM)主催の「2021 FIM世界耐久選手権(EWC)」第1戦「ル・マン24時間耐久レース」で、スズキの参戦チーム「ヨシムラSERT Motul」が優勝したと発表した。
EWCは、市販車をベースに耐久レース仕様に改造された二輪車で競われるレースで、スズキはヨシムラジャパンにチーム運営を委託し、スーパースポーツモデル「GSX-R1000R」で、共同参戦している。
予選を2位で通過し、2番手でスタートした「ヨシムラSERT Motul」は、1周目から果敢に攻め、毎時間の経過時点の順位において、3時間経過時点でトップに立ってからは、一度もトップを譲らず、ミスを犯すこともなく、完璧なレース運びで2位に8周の差をつける855周でゴールし、優勝を勝ち取った。
第1戦「ル・マン24時間耐久レース」結果
1位:ヨシムラSERT Motul(64ポイント)
2位:WEBIKE SRC KAWASAKI FRANCE TRICKSTAR(48ポイント)
3位:BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(44ポイント)
2021 FIM世界耐久選手権スケジュール
– 第1戦:ル・マン24時間(6月12~13日)フランス
– 第2戦:エストリル12時間(7月17日)ポルトガル
– 第3戦:ボルドール24時間(9月18~19日)フランス
– 第4戦:鈴鹿8時間(11月7日)日本
■ヨシムラジャパン:https://www.yoshimura-jp.com/