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2024年8月9日【ESG】

スズキ、世界的なESG投資の指数2種に選定

NEXT MOBILITY編集部

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スズキ自動車・ロゴ

スズキは8月9日、ロンドン証券取引所グループのFTSE Russellが開発した、ESG(環境、社会、ガバナンス)投資のための世界的な指数である「FTSE4Good Index Series」と「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されたことを発表した。

 

「FTSE4Good Index Series(※1)」は、ESGの観点から優れていると判断された企業の株式で構成された指数で、ESGに着目した投資ファンドや金融商品の作成、評価に広く利用。また、「FTSE Blossom Japan Index(※2)」は、日本企業に特化したESG投資指数で、世界最大規模の年金運用機関である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のESG投資に採用されていると云う。

 

また、スズキは、GPIFが採用する日本株のESG投資指数である「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index(※3)」、「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」、「Morningstar 日本株式 ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)」にも選定されている。

 

同社は、今後もESGの取り組みを積極的に推進し、その情報を分かりやすく開示することを心がけ、ステークホルダーとのコミュニケーションを促進し、持続的な企業価値の向上を追求していくとしている。

 

※1)FTSE4Good Index Series:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellによって作成された指数で、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されており、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されている。この構成銘柄である企業は、コーポレートガバナンス、健康と安全性、腐敗防止、気候変動といった分野についての評価が行われ、環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たしている必要がある。

※2)FTSE Blossom Japan Index:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより作成された指数で、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されており、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用される。構成銘柄である企業は、コーポレートガバナンス、健康と安全性、腐敗防止、気候変動といった分野についての評価が行われ、環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たしている必要がある。

※3)FTSE Blossom Japan Sector Relative Index:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築され、各セクターに於いて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみが組み入れられている。

 

■(参考リンク)
スズキのESGの取り組み

FTSE4Good Index Series

FTSE Blossom Japan Index

FTSE Blossom Japan Sector Relative Index

S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数

Morningstar 日本株式 ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。