スズキは8月9日、ロンドン証券取引所グループのFTSE Russellが開発した、ESG(環境、社会、ガバナンス)投資のための世界的な指数である「FTSE4Good Index Series」と「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に選定されたことを発表した。
「FTSE4Good Index Series(※1)」は、ESGの観点から優れていると判断された企業の株式で構成された指数で、ESGに着目した投資ファンドや金融商品の作成、評価に広く利用。また、「FTSE Blossom Japan Index(※2)」は、日本企業に特化したESG投資指数で、世界最大規模の年金運用機関である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のESG投資に採用されていると云う。
また、スズキは、GPIFが採用する日本株のESG投資指数である「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index(※3)」、「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」、「Morningstar 日本株式 ジェンダー・ダイバーシティ・ティルト指数(除くREIT)」にも選定されている。
同社は、今後もESGの取り組みを積極的に推進し、その情報を分かりやすく開示することを心がけ、ステークホルダーとのコミュニケーションを促進し、持続的な企業価値の向上を追求していくとしている。
※1)FTSE4Good Index Series:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellによって作成された指数で、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されており、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されている。この構成銘柄である企業は、コーポレートガバナンス、健康と安全性、腐敗防止、気候変動といった分野についての評価が行われ、環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たしている必要がある。
※2)FTSE Blossom Japan Index:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより作成された指数で、環境、社会、ガバナンス(ESG)について優れた対応を行っている企業のパフォーマンスを測定するために設計されており、サステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用される。構成銘柄である企業は、コーポレートガバナンス、健康と安全性、腐敗防止、気候変動といった分野についての評価が行われ、環境、社会、ガバナンスに関する様々な基準を満たしている必要がある。
※3)FTSE Blossom Japan Sector Relative Index:グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築され、各セクターに於いて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフオーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみが組み入れられている。
■(参考リンク)
・スズキのESGの取り組み