スズキは10月21日、子会社であるスズキビジネス と、浜松市内3か所でFIT(固定価格買取制度)を活用し、稼働している太陽光発電所で発電された電気の環境価値を、浜松新電力 へ提供すると発表した。
浜松市が筆頭株主になっている浜松新電力では、再生可能エネルギーの地産地消を推進し、市内の小中学校や店舗・大規模事業所などに浜松産の電力を供給していると云う。
スズキとスズキビジネスは、この再生可能エネルギーの地産地消の取り組みに賛同。市からの要望を受けて、浜松新電力へ環境価値を提供することで、市が目指すエネルギー自給率向上や2050年カーボンニュートラル達成に貢献することとした。
スズキでは、再生可能エネルギー由来の静岡県産CO2フリー電気「静岡Greenでんき」の導入を昨年7月に開始し、再生可能エネルギーの地産地消に取り組んでいるが、今後も地域との連携をより強固にすることで、持続可能な社会の実現に貢献していきたいとしている。