ソリオをベースとしたスズキの実証実験車両
スズキは来たる11月28日(火)~2024年2月17日(土)まで、静岡県浜松市西区庄内地区・山崎地区で実施される「第4回浜松自動運転やらまいかプロジェクト」の実証実験に参加すると発表(11月28日)した。
浜松自動運転やらまいかプロジェクトは、2016年9月に浜松市、BOLDLY(旧SBドライブ)、遠州鉄道、スズキの4者で連携協定を締結。浜松市で自動運転技術を活用したスマートモビリティサービスの事業化に取り組んでいる。
このプロジェクトは、地域移動の利便性向上と地域公共交通の課題解決を図ると共に、地域の産業振興を図る事を目的としている。
これまでスズキは、第1回実証実験(2017年12月)、第2回実証実験(2019年12月)、第3回実証実験(2022年5月)に参加し、地域住民から多くの意見や感想を受けて、モビリティサービスや自動運転に対する受容性、車両の使い勝手などを検証してきた。
今回の第4回実証実験では、約3カ月間の長期実証を行うことで、対象地域に於いて長期間に亘って関わっていく利用者の立場に立った使われ方の検証や、サービス運行体制の課題を抽出する。
スズキでは、「本実証実験を通じて、路線バスの廃止など交通空白地となった地域の住民の足となる自動運転サービスを開発し、自動運転サービスの社会実装に取り組んでまいります」と話している。
第4回実証実験の概要
・場所:浜松市西区庄内地区・山崎地区内
・期間:2023年11月28日(火)~12月23日(土)の火・木・土
2024年1月9日(火)~2月17日(土)の火・木・土
午前9時から午後3時40分(予定)
・運行:乗車は完全予約制。運行ルートは、定時・定路線とし、
スマートフォンによる事前予約により乗車。(予約のない便は運休)
・乗車:無料
運行ルートは以下の通り