スズキは12月24日、インドで日本式経営について学ぶ機会を提供するプログラム「SUZUKI – AMA CENTRE FOR JAPANESE MANAGEMENT」を開始することについて、「Ahmedabad Management Association(アーメダバード経営協会)」(以下、AMA)と覚書を締結したことを発表した。
グジャラート州で行われた覚書締結式では、グジャラート州のブペンドラ・パテル首相と静岡県の鈴木康友知事、アーメダバード市のプラティバベン・ラケシュクマール・ジャイン市長、浜松市の中野祐介市長が出席の下、AMAのサヴァン・ゴディアワラ会長とスズキの鈴木俊宏社長が覚書を交わした。
AMAは、公的機関や企業と協力して多様な経営分野に於ける教育を提供する非政府組織。スズキでは、これまでもインド国内で製造現場向けに職業訓練などを行ってきたが、今回、AMAと協力して「SUZUKI–AMA CENTRE FOR JAPANESE MANAGEMENT」を通じ、日本式経営や同社の経営方針、労働文化などについての研修を行う。
スズキは、事業活動を行う地域での人財育成を通じて、インド政府の掲げる「Make in India(メイド・イン・インディア)」「Skill India(スキル・インディア)」に貢献していくとしている。