スズキは11月26日、開発した電動アシストカート「KUPO(クーポ)」の利便性を検証する試験運用を、浜松市および浜松市花みどり振興財団と連携し、11月29日から12月下旬迄、はままつフラワーパーク(静岡県浜松市)で実施すると発表した。
生活を支援し歩く嬉しさを提案する「歩く・広がるモビリティ」として開発されたクーポは、歩行を補助する電動アシストカートから、座って移動ができる電動車椅子にもなる活動支援モビリティ。2018年発表の初代コンセプトモデル以降、改良が重ねられ、現在は4代目。
また、“1台で電動歩行補助具と電動車いすの機能を兼ねることや、プロトタイプの段階でモーターショーなどに何度か出展し、反響を参考にしてデザインを磨き上げ熟成の成果が伝わってくる”との評価から、日本デザイン振興会が主催するグッドデザイン賞の「2021年度グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」を受賞している。
スズキは、クーポの体験試乗等を通して、同社が利用者視点の多様な活動支援モビリティの開発に取り組んでいることを紹介すると共に、幅広い意見を直接聞き、クーポを始めとする今後の商品開発に結び付けていくとしている。
[試験運用の概要]
– 実施期間:令和3年11月29日(月)~12月下旬
– 会場:はままつフラワーパーク(浜松市西区舘山寺町195番地)
– 内容:
スズキが開発した電動アシストカート・クーポによる園内移動を体験してもらい、その利便性を検証する。
■はままつフラワーパーク:https://e-flowerpark.com/