実証実験用電動スクーター「e-BURGMAN」
スズキは3月29日、電動二輪車用交換式バッテリーコンソーシアムで標準化(共通仕様)された後、現在ガチャコ(Gachaco)が提供している交換式バッテリーを使用する電動スクーターによる実証実験を開始する。
今回の実証実験は、先の交換式バッテリーを用いた原付二種の電動スクーターに対する評価と改善要望を把握する事を目的に、東京都城南エリア(目黒区、品川区、大田区、港区)の交換式バッテリーステーションが設置されている地域を中心に行う。
スズキでは「今回の実証実験を通じて、通勤・通学や買物など生活や仕事の足として利用される二輪車に必要なデータを収集し、今後の電動二輪車開発に繋げます」と話している。
実証実験の概要(予定内容を含む)
実験期間 :2023年4月から6月
実験地域 :東京都城南エリア(Gachaco交換式バッテリーステーション周辺地域)
使用拠点 :スズキワールド世田谷南(株式会社スズキ二輪 直営販売店)
使用車両 :実証実験用電動スクーター「e-BURGMAN」(原付二種)
車両諸元 :全長×全幅×全高1825mm×765mm×1140mmシート高780mm車両重量147kg定格出力0.98kW最高出力4.0kW最大トルク18Nm原動機種類交流同期電動機バッテリー種類リチウムイオン電池航続距離44km(60km/h定地走行) ※スズキ社内テスト値
使用台数 :8台
使用者 :スズキ二輪関係者、同社を通じて募集する二輪車を使用する顧客