モビリティランドは8月19日、鈴鹿サーキットで11月5日(金)~7日(日)に開催を予定していた「2021 FIM世界耐久選手権 “コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会(以下、鈴鹿8耐)」の本年度の開催を中止すると発表した。
国内チームと海外チームが混在し、新型コロナウィルス防疫のための活動単位(バブル)運用が困難であることや、現段階で海外関係者の日本入国が見込めない状況を受けて、開催中止を決断。昨年に続いて2年連続の中止となる。
なお、モビリティランドは18日に、「2021 FIA(※) F1世界選手権シリーズ Honda 日本グランプリレース」の中止も決定している。
鈴鹿8耐の中止決定に際して、モビリティランド代表取締役社長の田中薫氏は、以下のようにコメントしている。
「“コカ・コーラ” 鈴鹿8時間耐久ロードレースについて、2年ぶりの開催を目指して準備を進めてまいりましたが、やむなく中 止の決断をいたしました。
我々にとって、とても大切なレースである鈴鹿8耐が2年連続で中止という、極めて悔しい決断となりましたが、ファンの皆様、関係者の皆様のためにも、2022年の鈴鹿8耐が、より一層魅力あるものとなるよう準備を進めてまいります」。
※ Fédération Internationale de l’Automobile(国際自動車連盟)の略称。