
スバル(SUBARU)は3月27日、〝一つのいのちプロジェクト 〟(*1)の提携先である、屋久島環境文化財団
(所在地:鹿児島県熊毛郡屋久島町)の活動をサポートするため、23日に同社初のバッテリー式電気自動車(BEV)「ソルテラ」を提供したと発表した。
*タイトル画像:屋久島環境文化村センターで行われた車両引渡式の様子。左から、九州地区スバルグループの山野会長(福岡スバル社長)、中沢国内営業本部長、原口財団常務理事、荒木屋久島町長。
屋久島環境文化財団は、世界自然遺産・屋久島の〝自然のいのち〟を守る活動や、自然と人が共生する持続可能な地域づくりに長年取り組んでいる団体。
スバルは、その理念に共感し、同財団の環境保全活動や屋久島が推進する脱炭素社会の実現に向けた取り組みを支援するため、九州地区スバルグループ (*2)と共同で、屋久島にそびえ立つ九州地方最高峰の宮之浦岳、生息する固有のヤクシマザルとヤクシカ、産卵のために上陸するウミガメなど、島を想起させる専用ラッピングを施した特別仕様の「ソルテラ」を提供した。
なお、提供車両は、屋久島の森や生き物を保全する同財団の活動や、世界自然遺産の価値を島民や子供たちに伝える環境教育活動に使用されるほか、災害時には給電車両としても利用される予定だと云う。
スバルグループでは、「笑顔をつくる会社」の実現に向けて、同社のグローバルサステナビリティ方針の下、グループ・グローバルで意思を共有しながらサステナビリティを推進。スバルは、今後も真のグローバル企業として、持続的な成長を目指すと共に、愉しく持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
*1:社会への貢献を通じ、共感・共生の環を広げる活動として、スバル販売特約店と共に取り組んでいるプロジェクト。航空機メーカーのDNAを持ち「人を中心としたモノづくり」のなかで安全を最優先に考え、「いのちを守る」ことを大切にしてきた同社の想いを軸に、ユーザーや地域社会と共に行う活動として取り組みを広げている。
*2:福岡スバル(株)、西九州スバル(株)、熊本スバル自動車(株)、大分スバル自動車(株)、南九州スバル(株)、沖縄スバル(株)」の販売6社からなる九州・沖縄地区のスバル新車・中古車の販売、アフターサービスなどを行うグループ。