スバル(SUBARU)は9月15日、航空宇宙カンパニー宇都宮製作所(栃木県宇都宮市)に於いて、新事務所「管理棟本館」の本格稼働を開始したと発表した。
管理棟本館では、働き方の変化への対応と職場環境の向上、また地球環境の保護を含む持続可能な社会の実現に向け、省エネ性能に優れた建設資材や機器を導入。建築物省エネルギー性能表示制度BELS評価に於いて、スバル初となる「Nearly ZEB認証 (ニアリーゼブ/ネット・ゼロ・エネルギーに限りなく近しい建築物)」を取得。
認証を有する関東圏内の事務所用建物で延床面積第1位( 一般社団法人 住宅性能評価・表示協会 2023年9月1日付データより )となるこの建物の稼働により、同社では、CO2年間排出量の約3%に相当する約750t-CO2/年(CO2排出係数の0.451kg-CO2/kWhを使用して算出)が削減できる見込みであると云う。
また、新事務所に管理、技術、調達部門を集結させることで、従業員同士のコミュニケーションを活性化。パートナー企業とのスピーディーな開発・生産を実現し、防衛・民間・ヘリコプターを3本柱とした事業のさらなる成長を目指すとしている。