スバル(SUBARU)は11月1日、2025年より北米で販売するバッテリー式電気自動車(BEV)の充電ポートに、北米充電規格(North American Charging Standard/以下NACS)を採用することに関して、Tesla(以下テスラ)と合意したことを発表した。
スバルでは、同社BEVユーザーの充電時の選択肢を増やすことを目的に、2025年以降に北米で発売する一部のBEVにNACS用充電ポートを採用し、以降NACSの採用を推進。またCCS(Combined Charging System)用の充電ポートを採用したBEVを使用している人に対しては、2025年以降にアダプタを用いてNACS充電器で充電することができるよう開発を進める。
これにより、北米地域における15,000基以上のテスラ「スーパーチャージャー(急速充電設備)」利用が可能となる。
カーボンニュートラル実現に向けて6月発足の新経営体制の下、2030年の全世界販売台数の50%をBEVとする目標を発表しているスバルは、商品や価値提案を通じて、これからも人の心や人生を豊かにできるよう、お客様や社会に寄り添い、様々な取り組みを通じて「安心と愉しさ」を提供していきたいとしている。