シナネンホールディングスは9月16日、シナネンモビリティPLUS、ジェイアール東日本都市開発、OpenStreetが業務提携し、「スタジオメイクオーバー武蔵浦和」にシェアサイクル「ダイチャリ」のステーションを設置したと発表した。
モビリティPLUSが運営するシェアサイクル「ダイチャリ」は、OpenStreetが提供するシェアサイクルプラットフォーム「HELLO CYCLING」を活用したサービス。
「HELLO CYCLING」は、会員登録から利用、決済までスマートフォン一つで完結することができ、「HELLO CYCLING」のアプリに表示されているステーション(全国約4,000箇所、2021年9月時点)なら、全国どこでも貸し出し・返却が可能で、使いたいときに、使いたいだけ利用することができる。
モビリティPLUSは一都三県及び大阪府を中心に「ダイチャリ」を展開しており、これまで大手コンビニエンスストア3社や各種商業施設、マンションなどの不動産物件、飲食店と提携して、シェアサイクルサービスを提供することで、展開エリアでの回遊性向上や放置自転車対策など、地域の課題解決に貢献してきた。
今回、「ダイチャリ」を導入する「スタジオメイクオーバー武蔵浦和」は、地域の方々が集い楽しむ、そしてリラックスする心地良い場所の提供を目指した、「モノ」ではなく「コト」でつながる次世代のコミュニティプレイス。カフェスペースや子どもたちが楽しめる大型立体遊具の他、オープンキッチンやスタジオなども併設されており、イベントやパーティー会場としても利用可能。武蔵浦和駅と北戸田駅の中間に位置しており、それぞれの駅からの二次交通としてシェアサイクルの利用が期待できることから、「ダイチャリ」の導入が決まった。
モビリティPLUSとOpenStreetは、今後もシェアサイクルユーザーの利便性を高めていくために、ステーションを積極的に拡大していくとしている。