公益社団法人 自動車技術会は9月6日、「学生フォーミュラ日本大会2021」を、2021年8月24日(月)~9月6日(月)にわたりオンラインで開催したと発表した。
なお「学生フォーミュラ日本大会2021」は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響により静的審査までで完結とし静岡県エコパにて開催を予定していた車検/動的審査他の全てのイベントを中止している。
■リザルト
神戸大学が初の総合優勝。Cost & Manufacturing Eventでは、大阪大学が前回(2019年大会)に引き続き、1位という結果になった。
Design Eventでは、名古屋工業大学と京都大学がデザインファイナル(最終審査)に進み、名古屋工業大学が1位という結果。Presentation Eventでは、岐阜大学が1位という結果であった。
成績結果としては、上位勢を中部関西勢が占める結果となった。
■参加チーム内訳
– Cost & Manufacturing Event
ICV(ガソリン自動車)クラス:44チーム
EV(電気自動車) クラス:10チーム
– Design Event
ICV(ガソリン自動車)クラス:45チーム
EV(電気自動車) クラス:10チーム
– Presentation Event
ICV(ガソリン自動車)クラス:46チーム
EV(電気自動車) クラス:10チーム
2021年シーズンの学生フォーミュラ日本大会では、大会の価値と意義をPRしていくために番組サポーターも募り、YouTubeで『大会密着番組』を配信している。
コロナ禍の影響で日々活動が厳しくなるチームを応援するため、番組サポーターとなっている企業・大学からの応援メッセージやOBOGインタビューなどのPRコンテンツを配信。中でも、日本人最年少F1ドライバーとして活躍する角田裕毅選手からのメッセージは、同じく「クルマ」に関わる同世代の学生チームにとっても、深く共感でき、勇気づけられるメッセージであった。