ソラコムとスズキは2月20日、モビリティサービス分野に於けるIoT先進技術の活用に向けた合意書を締結した。
今回、スズキと協業を果たしたソラコムは、IoT に特化した LTE/3Gモバイルデータ通信の提供を介して、データを便利かつ安全に顧客企業のシステムへ送り届ける付加サービスを提供するプラットフォーム企業。
同社が提供する通信サービスは日本国内だけに留まらず、世界140の国と地域でのデータ通信実績を備えているため、同社のパートナーは米国・欧州・アジアでも拡大を続けており。活用用途はデータ通信を背景とした遠隔監視、動態管理、インフラ管理、決済端末の管理、工場の可視化、農業作物の生育管理など多岐に亘っている。
スズキとはオートモーティブ分野で、コネクテッドカー/テレマティクス関連の技術進展への貢献を目指している。加えてモビリティサービスでは、自動車のエンドユーザーの安全管理やドライバーの動体管理など新たなサービスの創出も今後、出現していくことが考えられる。
ソラコムとスズキは今後、「グローバル市場に於ける電気自動車を含むモビリティサービス、電動モビリティベースユニットなどの新製品、カーボンニュートラルを支えるための取り組みに対するIoT先進技術の活用など、様々な協業の可能性を検討します。
両社は、持続可能な社会に向けビジネス・生活のインフラとなるモビリティサービスの実現を目指してまいります」と話している。
株式会社ソラコム
代表者:代表取締役社長 玉川 憲
本社:東京都港区元赤坂一丁目5−12 住友不動産元赤坂ビル 9階
事業概要:IoTプラットフォームSORACOMの開発・提供
スズキ株式会社
代表者:代表取締役社長 鈴木 俊宏
本社:静岡県浜松市中央区高塚町300
主要製品:四輪車・二輪車・船外機・電動車いす等