双日は、国際石油開発帝石および、石油天然ガス・金属鉱物資源機構と共同で設立したインペックス北カンポス沖石油を通じて保有するブラジル フラージ油田(※)の権益の全てをプロジェクトパートナーのPetroRio社に売却する。
双日は、1999年に同油田の開発に参画し、2009年から生産を開始。しかしその後、同油田の生産性の低下や油価の下落等、事業環境の変化に伴い、採算性の向上が見込めなくなったこと、また、エネルギー分野において、上流から中下流への事業展開を目指す方針に沿って、売却することとした。
※ブラジルのリオデジャネイロ市北東370キロメートル海上に位置する油田。