双日、日商エレクトロニクス、オムロン ソーシアルソリューションズの3社は8月2日、住宅業界のZEH・ZEB(Net Zero Energy House/Building=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス/ビル)を牽引する積水ハウスの豊橋支店へ商用EV・PHEV向けクラウド型充電制御システムの「EVオートチャージ」を納入・設置(2023年7月)した。
システムイメージ
なお今回の双日・日商エレ・OSSの三社の取り組みは、商用EV・PHEV普及の課題に対するもの。具体的には、今回に遡る2022年11月より施設内の電力需要を把握し、車両の残充電量を常時把握し翌日始業時刻などの適切なタイミングに分散して充電出来る「EVオートチャージ」を提供していたため、更にこれのクラウド型充電制御システムを追加納入した。
結果、一般的なサービスでは、充電計画の入力などが日々発生するのに対して、充電残量を自動で取得出来るため、EVにプラグを挿すだけで最適なタイミングで充電ができ、複雑な運用なく利用することが可能となったという。
3社は、今後も様々な技術開発やアライアンス等を通じ、V2Hや蓄電池制御サービスなど効率的なエネルギー活用を促進する製品・サービスを提供することで、顧客の利益と社会課題の解決につなげる新たな価値を提案していくと述べている。