双日は、米国で、Fenox社(Fenox Venture Capital/米国・カリフォルニア州)をパートナーとして、世界各国のスタートアップ企業を投資対象としたコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を設立する。
同社は、この取り組みで、独創的な技術やサービスの展開を目指す北米、欧州、イスラエル、日本、東南アジアなどの有望なスタートアップ企業への資金提供とともに、投資先企業ならびに双日のさらなる成長に寄与する事業の開発機会を追求。
また、既存の事業領域において新規ビジネスを創出するだけではなく、未開拓事業領域への挑戦を通じて、新たな価値の創造を目指す。
双日では、このCVC設立に加え、本社でもイノベーションに資する投資の枠組みを設定し、スタートアップ企業との連携による新しい事業の創出をグローバルに進めていくとしている。
[CVCの概要]
– 会社名:Fenox Venture Company XXVI, L.P.
– 設立:2019年1月
– 本社所在地:米国デラウエア州
– 投資地域:北米・アジアを中心にグローバルに投資
– 投資ステージ:アーリーステージを中心に投資
– 投資領域:
(1)双日の事業やアセットとの組み合わせにより新事業を創出できる領域
(2)将来の新規事業開発に挑戦すべきと判断する領域
[Fenox社の概要]
– 会社名:Fenox Venture Capital, Inc.
– 設立:2011年5月
– 本社所在地:米国カリフォルニア州サンノゼ市
– 代表者:Anis Uzzaman, Ph. D