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2022年10月18日【経済・社会】

双日、川崎市武蔵小杉でデマンド交通サービス実証事業

NEXT MOBILITY編集部

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双日は10月18日、国土交通省と川崎市の補助事業として採択された神奈川県川崎市での予約型デマンド交通サービス「チョイソコかわさき」の実証実験事業を、11月2日に開始すると発表した。運行は川崎市中原区と高津区の武蔵小杉エリア一帯で、来年2月27日まで行われる。

かねてから地域交通の課題解決を模索していたという川崎市と連携して行われる今回の実証事業は、アイシンの「チョイソコ」システムを活用したデマンド型の乗合交通サービス(※1)。電話やホームページ、スマートフォンのLINEアプリからの乗車予約が可能で、予約状況に応じて最も効率的なルートで運行されると云う。

 

サービスでは、自宅近くの停留所から、目的地となる近隣の日常サービス拠点(駅前商店街、バス停、スーパーマーケット、病院など)までの移動を担うだけでなく、地域企業や民間団体、NPO法人との協議会も発足して連携を図り、地域コミュニティのさらなる活性化や都市型MaaSを確立。地域住民のファースト/ラストワンマイルの移動手段の提供と交通を入口とした街づくりに貢献することを目指す。

 

 

双日は、運行事業を通じて収集した利用ニーズや乗降データを元に、総合商社としての幅広い事業ネットワークと最新ITを駆使した新たなヒトモノ輸送・サービス展開による地域活性化ビジネスのプラットフォーム構築を進め、MaaS事業の展開を加速していくとしている。

 

※1:路線を固定せず、利用者の予約に合わせて運行する乗合交通システム。

 

 

[実証事業の概要](※2)

 

– 運行期間:2022年11月2日(水)~2023年2月27日(月)
– 対象地域:神奈川県川崎市中原区および高津区の一部(武蔵小杉周辺)
– 対象者:全年齢対象(利用には「チョイソコ」の会員登録が必要)

 

※2:サービスの詳細は、双日の10月18日付ニュースリリース「双日、川崎市においてデマンド交通サービスの実証実験を開始~国土交通省の共創モデル事業の初号案件として採択~(PDF)<https://www.sojitz.com/jp/news/docs/221018_r.pdf>」)の3ページ目以降を参照。

 

 

■チョイソコ:https://www.choisoko.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。