双日は、米国で設立したコーポレートベンチャーキャピタルを通じて、シェアサイクリングプラットフォーム等を提供する「オープンストリート(OpenStreet/東京都港区)」の第三者割当増資引受を完了し、また、オープンストリート社が開発・提供するマイクロモビリティのプラットフォームに関して、同社と資本業務提携した。
オープンストリートは、全国206の市区町村で2,900以上のステーションを有する国内最大級のシェアサイクルプラットフォーム「ハローサイクリング(HELLO CYCLING)」を提供している。また昨年には、シェアスクーターサービスである「ハロースクーター(HELLO SCOOTER)」も開始し、ラストワンマイルにおける多様な移動手段を提供する交通プラットフォーム構築を目指している。
一方、双日は、市場の拡大が期待されるCASE/MaaSにおいて、新たなモビリティサービス関連の事業創出を推進している。
両社は、資本業務提携を通じ、鉄道、バス、タクシーなどの交通機関や、商業施設との連携を図りながら、地域密着型のラストワンマイルのプラットフォームとしてハローサイクリングの高度化を実現し、双日のネットワークを活用し、海外展開を目指す。
[ハローサイクリングについて]
貸出および返却場所である「ステーション」の検索、利用予約、決済までの一連の手続きを専用アプリケーションによって行い、「ワンウェイトリップ(乗り捨て)方式」を採用。エリアを問わず全てのステーションに返却することができるまた、街乗りや観光などの利用に加え、配送サービスなど、ビジネスユースにおける利用も拡大している。
※プラットフォームとして、全国23社の地域ブランド(東京「ダイチャリ」、静岡「PULCLE(パルクル)」、沖縄「CYCY」など)として展開中。
■HELLO CYCLING:https://www.hellocycling.jp/