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2018年4月20日【テクノロジー】

ソフトバンク、障がい児の学習・生活支援プロジェクトの協力団体を選出

NEXT MOBILITY編集部

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ソフトバンクとソフトバンクグループで教育事業を行うエデュアス、東京大学先端科学技術研究センターは、人型ロボット「Pepper」(※1)や携帯情報端末などを活用して障がい児(※2)の学習・生活支援を行う事例研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」(※3)に協力する63団体を選考した。

 

今年4月から来年3月までの1年間、特別支援学校、特別支援学級および通常学級などの63団体に合計136台のタブレットやスマートフォン、ロボットを無償で貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員など、2人1組の68組が活用する。

ソフトバンク・ロゴ

「魔法のプロジェクト」は、携帯情報端末などを校内での学習の場や、校外での家族とのコミュニケーションなど、生活の場で活用し、その具体的な事例を研究・公開することで障がい児の学習・生活支援を促進することを目的としている。

 

また「魔法のダイアリー」は、2009年から東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクグループが行ってきた一連の「魔法のプロジェクト」(※4)を発展、今年度は児童・生徒・学生の学習や成長の「めあて」(学習や生活における具体的な目標)に向けて、指導の記録を取得し、効果を示すことを目的としている。

 

なお、「魔法のダイアリー」という名前には、そうした活動をベースに実践研究を進めることで、児童・生徒・学生が支援や配慮を途切れることなく受けられるように、という願いが込められていると云う。

 

今後このプロジェクトでは、地域ごとのセミナーなどで、携帯情報端末の具体的な活用事例などを紹介する予定。これまでのセミナーの様子や、過去の事例などは「魔法のプロジェクトチャンネル」で紹介している。

 

ソフトバンク、エデュアスおよび東京大学先端科学技術研究センターは、今後も携帯情報端末などの活用で、障がい児の社会参加の機会促進を目指すとしている。

 

 

[魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~ 協力団体]

 

応募があった特別支援学校、特別支援学級および通常学級などから、プロジェクト事務局選考した63団体(児童・生徒・学生と教員などを2人1組にした68組)。

 

[注]
※1:ソフトバンクグループ株式会社が実施する「Pepper 社会貢献プログラム」の一環として、社会課題解決支援のために同プロジェクトに無償貸与される人型ロボット「Pepper」を活用。
※2:認知やコミュニケーションに困難のある障がい児、自閉症、読み書き障がい、知的障がい、肢体不自由、聴覚障がいなどを含む。

※3:「魔法のプロジェクト2018 ~魔法のダイアリー~」の開始については、2018年1月18日にプレスリリースを実施。

※4:携帯電話を活用した障がい児の学習支援「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」(2009年度実施)、iPadを活用した障がい児の学習支援「魔法のふでばこプロジェクト」(2011年度実施)、支援を学習の場だけでなく生活の場に広げた「魔法のじゅうたんプロジェクト」(2012年度実施)、これらのプロジェクトの集大成として行った「魔法のランププロジェクト」(2013年度実施)、特別支援学校、特別支援学級の障がい児に加え、初めて通常学級の発達障がい児も対象にした「魔法のプロジェクト2014 ~魔法のワンド~」(2014年度実施)、個々の児童・生徒の特性に合わせた支援を強化した「魔法のプロジェクト2015 ~魔法の宿題~」(2015年度実施)、教員志望の学生や若手教員の育成を強化した「魔法のプロジェクト2016 ~魔法の種~」(2016年度実施)、新たに人型ロボット「Pepper」を活用した「魔法のプロジェクト2017 ~魔法の言葉~」(2017年度実施)。

 

■魔法のプロジェクトのユーチューブチャンネル:
https://www.youtube.com/user/mahoprj

 

■魔法のプロジェクトWebサイト:
https://maho-prj.org/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。