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2024年2月9日【イベント】

自動車技術会が「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」

坂上 賢治

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自動車技術会が実施してきた体験型学習イベント〝キッズエンジニア〟が、一般社団法人日本自動車会議所・日刊自動車新聞社共催の「第3回クルマ・社会・パートナーシップ大賞(CSP大賞)」に於いて大賞を受賞した。( 坂上 賢治 )

 

この「クルマ・社会・パートナーシップ大賞」は、自動車業界で働く 550万の人々と自動車ユーザーによる、様々な自動車産業社会に対する貢献に〝ありがとう〟の感謝を伝えたい。またそんな気持ちが、それぞれの素晴らしい取り組みが世の中に広がっていく一助になればとの思いから、新たな表彰制度として、先の一般社団法人日本自動車会議所・日刊自動車新聞社によって2021年に創設したもの。今年の表彰式は、2月9日(金)に都内会場(第一ホテル東京)にて開催された。

 

なお今回、大賞を受賞した体験型学習イベントの〝キッズエンジニア〟とは、少子化や若年層のものづくり離れにより、将来、日本のものづくりを担う優秀な技術者の不足を懸念して考えられた。

 

そこで将来の技術者を育成する芽を育むべく、次世代を担う子供たちに〝ものづくり〟の楽しさを知って貰い、技術者になる夢を持って欲しいと願って自動車技術会が発案したもの。

 

具体的なイベント実施実施にあたっては、産学官協力の下、2008年より小学生達を対象とした〝キッズエンジニア〟を毎年、丁寧に開催。自動車を支える様々な分野の科学技術や、ものづくりを学ぶ場を無償で提供してきた。

 

表彰式での写真、左から 日本自動車会議所 会長 内山田竹志氏、自動車技術会 会長 大津啓司氏、自動車技術会 常務理事 東雄一氏、日刊自動車新聞社 社長 花井真紀子氏

 

 

今受賞では、そうしたイベントを介して、科学やものづくりの楽しさを体験した子供達が、将来、日本を支える技術者になってくれることに期待しつつ、当該イベントを継続してきた自動車技術会の実績が評価された。

 

受賞にあたって自動車技術会の大津啓司会長は、「この度は、栄誉ある賞を頂き、心より感謝を申し上げます。

 

この事業は、子供達に科学やモノづくりの面白さを知ってもらい、自動車産業だけに留まらず、将来を担っていくエンジニアを育てるべく2008年から15年に亘って、小学生を対象に、企業・大学・地方自治体及び関連団体の皆様の御支援により、継続してまいりました。

 

今後も様々な工夫を凝らしプログラムを進化させ、発展させてまいりますので、ご支援の程、宜しくお願い致します」と述べている。

 

関連リンクは以下の通り

 

一般社団法人 日本自動車会議所ホームページ
https://www.aba-j.or.jp/partner/

 

キッズエンジニア 公式サイト
https://www.jsae.or.jp/kidse/kidse/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。