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2021年8月25日【エネルギー】

シルバーウィーク、3割が旅行すると回答。ナイル調べ

NEXT MOBILITY編集部

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ナイルは8月25日、全国の男女1,938人を対象に実施した、シルバーウィーク中の旅行ついての調査の結果を発表した。

 

 

■調査結果概要
・シルバーウィーク中に旅行する方は30.6%
・旅行しない方の理由は67.2%がコロナを意識して
・旅行する際のメインとなる移動手段は52.6%が自家用車

 

今回の調査により、シルバーウィークに旅行をする予定の人は、コロナを意識して交通手段を選び、旅行先でも何らかの感染予防策を考えていることが明らかになった。一方で、旅行するという方々は、昨年よりも増えていることも判明した。

 

 

■調査結果詳細

全国の男女1,938人に対して、シルバーウィーク中は「どこかに旅行するか」を聞いたところ、「旅行しない」が69.4%の1,345人、「旅行する」が30.6%の593人という結果になった。2020年同様の調査をした際には「旅行する」と回答した人々は15.9%だったのに比べると、2021年はおよそ2倍程度の人々が旅行すると回答していることになる。

 

Q1で「旅行しない」と回答した人々にその理由を聞いたところ、「コロナ感染リスクがあるから」という回答が67.2%と最も多くなっており、他には「仕事・予定があるから」、「旅行はすきでないから」などの回答があった。また、「その他」の中には、「家族の病気や介護があるから」、「連休中はどこも混むから」、「ペットがいるから」などの意見があった。

 

2020年の同時期調査でも、「コロナ感染リスク」を考慮して旅行にはいかない、という回答が最も多く、長引くコロナの影響から昨年に続き2021年も旅行にはいかない人が多いということがわかる。

 

Q1で「旅行する」と回答した人に旅行先は自身が居住する都道府県内、外のどちらかを聞いたところ、「お住いの都道府県外」が62%、「お住いの都道府県内」が38%という結果になった。

 

Q1で「旅行する」と回答した人に、メインとなる交通手段は何かを聞いたところ、「自家用車」が52.6%と過半数を占め、「電車」が27%、「飛行機」が10.2%、「バス」が3%、「レンタカー」が2.7%、「その他」が4.5%という結果になった。「その他」には、タクシーやカーシェアなどの回答があった。

 

Q4で旅行でのメインとなる交通手段として「自家用車」を選んだ人に、なぜ自家用車を選んだのかを聞いたところ、「コロナ感染を避けたいから」という理由が46.1%。「車が便利だったから」の35.6%には、「荷物をたくさん乗せられるから」「行動範囲が広がるから」という回答があった。「その他」の4.6%には、「免許返納後、子どもが運転してくれるようになったから」などの回答があった。

 

Q1で「旅行する」と回答した人に旅行でのコロナ対策を聞いたところ、「マスクの着用」、「手洗い・アルコール消毒」、「人ごみを避ける」という回答が多くあった。一方で、「特に対策しない」という人が14.5%という結果になった。こちら結果についても、2020年とほぼ同様の結果になっている。

 

なお、「その他」には、「ワクチン接種」、「PCR検査」、「会話を避ける」などの回答があった。

 

 

■調査概要
調査対象:全国の男女1,938人
調査期間:2021年8月4日~8月10日
調査方法:インターネット調査
調査における定義:「シルバーウィーク」とは、9月18日(土)~23日(木/秋分の日)までの休日。また、旅行とは、おもに観光・慰安などの目的で、住む土地を離れて一時ほかの土地に行くことをいいます。
調査内容:Q1:シルバーウィーク中はどこかに旅行しますか?/Q2:(旅行しない方)旅行しない理由は何ですか?/Q3:(旅行する方)旅行先はお住いの都道府県内、外、どちらですか?/Q4:(旅行する方)そのメインとなる交通手段は何ですか?/Q5:(自家用車で旅行する方)なぜ自家用車にしましたか?/Q6:(旅行する方)旅行のコロナ対策は何ですか?

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。