東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)は11月12日、JR東日本、JR北海道、JR西日本が連携して、WEB会議や通話が可能な“新幹線オフィス車両”を東北・北海道・上越・北陸新幹線の8号車で運行すると発表した。
リモートワークの普及により、在宅ワーク・ワーケーションや多拠点居住などの時間と場所にとらわれない働き方・暮らし方の多様化が起きている。同社は、従来型の通勤とは異なる新幹線による新たな都市間移動スタイルを見据え、時間と場所にとらわれない分散型の“暮らし”の実現を推進する。
また対象車両では、リモートワーク支援ツールの無料貸し出しのほか、Wi-Fiルーターの有料貸出の試行を実施。東京駅(新幹線南のりかえ口付近と北のりかえ口付近)においては、モバイルバッテリーレンタルサービス「充レン」の設置およびサービスを開始する。
■新幹線オフィス車両(8号車限定)
(1)実施時期
2021年11月22日(月)から ※土休日および最繁忙期を除く平日のみ実施
(最繁忙期 GW:4/27~5/6、お盆:8/10~19、年末年始:12/28~1/6)
(2)対象列車・対象号車
東北・北海道・上越・北陸新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車、全区間の8号車