中日本高速道路(NEXCO中日本)は2月28日、既設充電器の利用頻度が高いE1A 新東名高速道路(新東名)の「浜松サービスエリア(SA)」(上下)および「駿河湾沼津SA」(上下)に、高速道路初となるバッテリー式電気自動車(BEV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)向け150kW級(1口最大)の急速充電器を設置すると発表した。
運用開始は3月上旬を予定。これに加え、浜松SA(上下)には各6口、駿河湾沼津SA(上下)には各4口を備え、1口最大90kWでの充電が可能な急速充電器も併せて設置される予定。
NEXCO中日本では、イー・モビリティ・パワー(e-Mobility Power)と共に、高速道路のSAやパーキングエリア(PA)で急速充電器の整備を随時進めているが、昨今のEVの車載電池容量増加に伴い、高出力で充電したいとの要望が増えていることから、これを踏まえて、今回の措置を実施。引き続き、高速道路のSA・PAでも急速充電器の整備・拡大を進め、高速道路を利用客の利便性向上に努めていくとしている。
[150kW級急速充電器の概要]
– メーカー・型式:ABB Terra184-JJ X
– 出力:1口最大150kW(2台同時充電時 最大90kW)
– 設置場所:E1A 新東名 浜松SA(上下)/駿河湾沼津SA(上下)