シダックスグループ傘下で役員車・自治体公用車・貸切バスなどの車両運行を行う大新東は7月20日より、千葉・津田沼/東京駅と関西方面(なんば/梅田/滋賀・南草津駅)を結ぶ高速乗合バスの運行を開始すると7月10日に発表した。千葉・津田沼と関西方面(大阪、滋賀)を結ぶルートは高速乗合バス業界としては初となる。
元々大新東は、2019年12月から関西(大阪)を起点とした高速乗合バスの運行を開始。冬季限定では兵庫・城崎温泉や長野・白馬方面への運行を行うなどして、高速乗合バス業界としては初の千葉・房総地区(君津駅・木更津駅/2021年11月開始)を結ぶ新規ルートを開拓した。
そうしたなかで千葉・津田沼駅周辺から大阪・滋賀方面への直接のアクセス方法がないことから、4路線目となる新規ルートの開拓に着手。
同社が所有する大型バスを用いて高速乗合バス業界としては初となる、千葉・津田沼(東京駅経由)と関西方面(大阪・滋賀)を結ぶ高速乗合バスを、両地区より1日1便のペースで運行する。
運行ルートは、千葉・津田沼から出発の804便の場合、習志野文化ホール前を起点に、東京駅を経由し、関西へ。関西では、滋賀・南草津駅、大阪・梅田やなんばを経由し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)が終点となり、途中休憩を挟みながら片道9時間10分で運行(関西方面から出発の803便の場合は、起点が大阪・梅田となり、この逆のルートを運行)。
車内はWi-Fiや充電USBポートを完備し、4列シートでフロントやサイドをカーテンで仕切ることで感染症対策やプライベート空間保護も配慮。自転車や楽器の積み込みも可能で、新型コロナウイルスの第5類移行に伴い再び高まりつつある長距離移動のニーズに応え、利用者様の利便性向上に努めるとしている。
高速乗合バス 「サン・アンド・ムーン」803便、804便の概要
運行管理会社:大新東株式会社(本社:東京都江東区)
運転士:2名
バス名称:サン・アンド・ムーン(803便、804便)
乗車人数:41名(※最大)
運行開始日と運行本数:1日1便
【804便】2023年7月20日(木) 関西方面→東京/千葉・津田沼
【803便】2023年7月21日(金) 千葉・津田沼/東京→関西方面
車両シート:4列シート(※両サイドカーテン仕切りあり)
付帯設備等:フリーWi-Fiあり、全席充電USBポート付、自転車・楽器積み込み可能
料金1人:片道約3,000円~11,000円(税込)
※季節、繁忙期により異なる
※早期予約割引、往復割引あり
座席予約・購入URL:株式会社ブルーストーク予約専用サイト「バスのる.jp」
運行ルート(起点~終点までの走行距離:片道557Km/走行時間:片道9時間10分)
【804便(千葉・津田沼/東京→関西方面行き)】
22:50 津田沼(駅南口 習志野文化ホール前)
23:40 東京駅(八重洲口鍛冶橋駐車場)
翌6:00 滋賀・南草津(JR南草津駅東口ロータリー)
翌7:00 大阪・梅田(プラザモータープール)
翌7:30 大阪・なんば(難波OCAT 2Fバスターミナル)
翌8:00 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R)
【803便(関西方面→東京/千葉・津田沼行き)】
21:40 大阪・梅田(プラザモータープール)
22:10 大阪・なんば(難波OCAT 2Fバスターミナル)
23:30 滋賀・南草津(JR南草津駅東口ロータリー)
翌6:24 東京駅(八重洲口鍛冶橋駐車場)
翌7:30 津田沼(駅南口 習志野文化ホール前)