表彰式の様子、(敬称略)写真左から、プライムポリマー執行役員 業務部長 宮原誠一郎氏、旭化成建材の断熱事業企画部長 野口剛一氏、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのオペレーションマネジメント本部 物流部 部長 辻慶智氏、国土交通省 物流・自動車局長 鶴田浩久氏、センコー執行役員 埼玉主管支店長 横田秀満氏、積水樹脂 執行役員 生産・テクノ本部長 西尾重亮氏、フジテック生産本部 ビッグウイング製作所長 高杉信秀氏、不二製油 購買物流部門 物流 VMI・需給管理課 課長 百瀬範行氏
ダブル連結トラック導入による CO₂ 排出量削減・省人化
積水樹脂は、センコーを代表者とするパートナー企業6社のうちの1社として国土交通省主催の「令和6年度 グリーン物流パートナーシップ会議 物流パートナーシップ優良事業者表彰」で部門賞「強靱・持続可能表彰」を受賞した。
そんな積水樹脂は、1954年の創業以来、複合技術を活かし安全・安心・環境保全に貢献するモノづくりによって、公共・民間の幅広い分野で事業を展開している。
その他、今回受賞したパートナー企業は、フジテック、プライムポリマー、旭化成建材、不二製油、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスを含む6社。受賞案件は「ダブル連結トラック導入による CO₂ 排出量削減・省人化」となる。
この取組みは、各社が協力して大型車による配送を同圏内で集約し、距離の長い幹線部分をダブル連結トラックを利用して輸送。幹線でないルートは連結を解除しての配送にも応えた。
また、センコーがピントルフック付きトラクタを開発したことで有事の際も配送や車輛の回収が可能となったこと、中継地点での運転手乗り替わり輸送でドライバーの日帰り運行が可能となったこと。更にセンコーグループの教育施設にて時間をかけてドライバーを育成することで、排出CO₂削減、省人化等に寄与できていることが物流の強靭・持続可能な取り組みであると評価された。
実施前
実施後
そうしたなかで積水樹脂は、2023年10月よりセンコーのダブル連結トラックを利用した輸送を開始。2024 年問題をはじめとする物流に関する課題解決やCO₂ 排出量削減・省人化に取り組んできた。
積水樹脂では、今後も「社会の景色に、安全と心地よさを。」のグループスローガンのもと、持続可能な社会を実現するために、運送事業者等と連携し、2024年問題をはじめとする物流に関する課題解決に取り組んでいくと話している。
(参考)国土交通省「令和6年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者」ホームページ
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000845.html