都市・交通ソリューションを手掛けるscheme verge(スキームヴァージ/東学発のMaaSスタートアップ)は8月1日、土庄町の岡野町長、小豆島町の大江町長、JTBらと記者会見を実施。小豆島でJTBが進める持続可能な観光開発事業「20年先の小豆島をつくるプロジェクト」に参画して、来たる9月に小豆島の土庄港からエンジェルロード間で自動運転バスの走行実証を行うことを明らかにした。
上記scheme vergeは、都市工学とデータサイエンスを活かし、エリア活性化に関わるプロセスの再現性向上と、データによる改善判断の効率化・自動化に取り組む企業。同社の主力ソリューションは「Horai エリアマネジメント」は、交通から宿泊まで拡張性ある対応、観光地から都心部まで汎用な展開、そして継続的かつ不可逆な施策の改善を支援できると謳っている。
なお同会見に登壇したscheme vergeでCBDOを務める須田英太郎氏は、「私は6年ほど前に小豆島に住み、内閣府のSIP-adusという自動運転プロジェクトの支援や、小豆島での自動運転の公道実証を実施し、小豆島での自動運転の展開を8年にわたって準備して参りました。
そうしたなかでこの度、MaaSやスマートシティの推進をしてきた経験を活かし、自動運転バスの走行実証と、チャーターボートの予約決済システム提供による島と島の間のアクセス課題の解決を担って参ります。
自動運転バスでは、まずは需要の大きい土庄港とエンジェルロードの間での自動運転バスの走行を今年9月にBOLDLYの強力を得て実施。タクシーや路線バス、ホテル送迎の人手不足の課題解消に寄与するかを検証します」と述べた。
会社名:scheme verge株式会社
本社所在地:東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE 401
代表者:代表取締役CEO 嶂南 達貴
設立年月:2018年7月
ウェブサイト:http://www.schemeverge.com
東京都知事 登録旅行業 第2-8136号(第二種旅行業)
事業内容:都市・交通ソリューションの設計・開発・提供/上記の障壁となる技術課題、社会課題、政策課題、国際課題についての調査及び提言/上記にまつわる情報処理・情報通信・情報提供に関するサービスおよびソフトウェアの開発・販売・賃貸