相模石油は8月18日、3D-LiDARを活用したコインパーキング『ダイレクトパーク夕陽ケ丘』が新規オープンすると発表した。
相模石油は、シャープマーケティングジャパン、ベネ・エルヨンと協力し、ユーザビリティ向上・開設コスト削減・自動運転車への対応を実現するべく、3D-LiDARを活用した新しいコインパーキング『ダイレクトパーク夕陽ケ丘』を2021年8月27日に新規オープンする。
3D-LiDARとは、自動運転レベル3・4用に設計開発された高性能LiDARセンサ-で、太陽光や気象条件に対して耐性があり、最大260メートルの距離で豊富な3次元点群から、普通車・大型車両、大型バス、通行人、自転車などをオブジェクト検出、分類、追跡することができる。Parking Solutions Serviceとして、様々な拡張性あるシ-ンで利用でき、例えば駐車場内の満空管理や通行、車両誘導管理(渋滞状況把握)に利用可能なセンサ-となる。
■ダイレクトパーク夕陽ケ丘の3つの特徴
1.3D-LiDARで入出庫管理を行う事でロック板が不要になり、ユーザーが駐車する際のロック板の乗り越えが無くなり駐車しやすくなる。
2.3D-LiDAR1台で5~10台(駐車場レイアウトにより変動)の入出庫を管理する事が出来る為、ロック板設置よりも開設コストを削減する。
3.将来的には自動運転車にそのコインパーキングの3Dマップ・3Dの満空情報を提供する事で、家の駐車場からコインパーキングの駐車スペースまで自動運転での移動の完結を目指す。