S.RIDEは6月10日、タクシーアプリ“S.RIDE”が、2021年6月10日より、新潟通信機のタクシー配車システムとの連携を開始すると発表した。
また、連携を介して、同日より、越谷タクシーの計80両でタクシーアプリ“S.RIDE”のサービスを開始する。
S.RIDEは、都内タクシー事業者、及びソニーグループの合弁企業。タクシーアプリ“S.RIDE”は、ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができるタクシー配車サービス。
新潟通信機は、1960年の創立以来、無線システムの専門メーカーとしての強みを発揮し、超短波、極超短波陸上無線機器の開発・製造に取組んでいる。
今回、新潟通信機のタクシー配車システムを導入しているタクシー事業者と乗務員の更なる利便性向上のため、S.RIDEの配車システムと新潟通信機のタクシー配車システムを連携させることで、乗務員が使用する既存の乗務員専用タブレットに対し、電話依頼に加えて、タクシーアプリ“S.RIDE”の配車依頼も一元管理することが可能になる。
今後、S.RIDEと新潟通信機は、新潟通信機のタクシー配車システム導入の全国のタクシー事業者に対し、共同で“S.RIDE”の導入を働きかけると共に、システム連携を活かし、新規事業者への拡販も進めていく。また、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、豊かな社会につながるモビリティサービスを追求し、モビリティ産業への貢献をめざすとしている。