グランバレイは7月14日、同社が支援する富田 竜一郎選手が、2021年7月2~4日、イタリア、ミサノ・サーキットで行われたファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWS(以下「GTWCヨーロッパ」)第5戦ミサノのレース2で、シルバーカップクラス初優勝したことを発表した。
2021年、富田選手はベルギーのベルジャン・アウディクラブ・チームWRT(以下「WRT」)のドライバーとして継続参戦。フランク・バード選手と組み、2020年のスプリント・カップに加え、今年はエンデュランス・カップの両方にエントリー。31号車 Audi R8 LMSで、GTWCヨーロッパ全10戦シルバーカップクラスにて参戦している。
2021年7月2~4日、スプリント・カップの第3ラウンドである、GTWCヨーロッパ 第5戦ミサノがイタリア、ミサノ・サーキットで開催された。7月3日に開催されたレース1の決勝では、一時期10位まで順位を上げたが、48分後、車両に不具合が発生しピットイン。無念のリタイアとなった。
7月4日のレース2決勝では、富田選手が乗り込み10番手でスタート。富田選手は好スタートを切り、ポジションを3つ上げ7番手を獲得した。後続の車両を交わしながら終始安定した走りで、スタートして28分後、7番手をキープした富田選手からバード選手へ交代。37分後、上位3代がピットインをしたことで、4番手に順位を上げた。後続する5番手のプレッシャーにも負けず、4番手のポジションをキープしたままチェッカーフラグを受け、結果、WRTの富田/バード組が総合4位フィニッシュ、シルバーカップクラス優勝を飾った。