TOYOTA GAZOO Racing(以下、TGR)は6月2日、平川亮が、6月にポルティマオで行われるTOYOTA GAZOO Racing WECチームの走行テスト(6月15-17日)に参加することを発表した。
平川は、トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム(現TGR-DC)出身で、今シーズンはSUPER GTのGT500クラスにTGR TEAM KeePer TOM’Sから、全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下「スーパーフォーミュラ」)にcarenex TEAM IMPULからそれぞれ参戦している。
2017年には史上最年少でSUPER GTの年間チャンピオンを獲得、2016、2017年にはヨーロピアン・ル・マンシリーズに参戦し、ル・マン24時間レースにも出場。レーシングドライバーとして着実にキャリアを積んでおり、様々なレースでその速さや安定性を示している。
TGRは、今回の走行テストへの参加を通して、平川が将来につながる多くの経験を積むことを期待しているという。
なお、テストへの参加により、新型コロナウイルス感染症に関する水際対策措置としての帰国後14日間の自宅待機が求められるため、6月19-20日に開催されるスーパーフォーミュラ第4戦(菅生)には出場しないこととなる。