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2023年11月10日【エネルギー】

西那須塩原に最大150kW・24時間営業の経路充電拠点

坂上 賢治

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パワーエックスは11月10日、ホウライ株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役社長:寺本 敏之)が運営する「那須千本松牧場」(栃木県那須塩原市)に、国内最速クラスのEVチャージステーションよる充電サービスを今年12月にスタートさせることを明らかにした。

 

ちなみにすべての自動車メーカーの車両でも利用できる公共用急速充電ステーションの中で、最大出力150kWは国内最速となっている(パワーエックス調べ)。

 

 

当該ステーションは、東北自動車道・西那須塩原ICから2分の場所に位置しており、同社では初の経路充電拠点のステーションとなる。具体的には東北方面や首都圏へ向かうEVユーザーへ向けて利便性の高い、24時間利用可能な超急速充電サービスとして提供する。

栃木県那須塩原市所在の「那須千本松牧場」は、100年以上の歴史がある自然豊かな牧場で、「自然との共生」を図り環境負荷の少ない「循環型酪農」を実践している。

 

場内の工場で製造された乳製品や地産品を取り揃えたファームショップ、動物とのふれあい体験や乗馬などのアクティビティや、こだわりのジンギスカンなどを提供するレストランやソフトクリームショップ。

 

加えて、ステーション周辺の那須エリアには、夏でも涼しく快適なプレーを楽しめるゴルフ場や、豊かな自然を楽しめるキャンプ場などの施設が多数あり、愛犬と楽しめる全面天然芝生のドッグラン、源泉かけ流しの美肌の湯「千本松温泉」などの施設も備えていることから、当該チャージステーションを利用するユーザーは、充電中も家族や子様と思いのままに、充実した時間を過ごすことができるという。

 

なお当該ステーションの利用詳細は、後日のプレスリリースやパワーエックスのSNSアカウントを通じてアナウンスするとしている。

 

那須千本松牧場チャージステーションの詳細 
設置場所:〒329-2747 栃木県那須塩原市千本松799那須千本松牧場・第1駐車場内
導入製品:パワーエックス製・蓄電池式超急速EV充電器「Hypercharger Standard 」
設置台数:1基
充電可能台数:2台の車両を同時充電可能
営業時間:24時間
利用対象:充電規格「CHAdeMO」での充電に対応した電気自動車を所有されるオーナーの方(一部の車種は充電頂けない場合がある)
運用開始予定日:2023年12月中

 

サービスの特徴
・超急速充電:最大150kWの国内最速クラスの出力による短時間充電。
10分間の充電で、約130kmの航続距離を充電可能。(対応車種の場合)
・予約可能:専用アプリで事前予約可能、待ち時間なくスムーズに充電。
・再エネ充電:「再エネ満タン」を実現。
・30分制限なし:滞在時間に合わせ、最大60分まで利用時間を選択可能。
・ロケーション:東北道・西那須野塩原ICから約2分の優れたアクセス。
・ユーザビリティ:スマホアプリによる分かり易い操作(決済・予約)

 

那須千本松牧場について
住所:〒329-2747 栃木県那須塩原市千本松799
営業時間:10:00〜17:00 (季節により変更になる)
※それぞれの施設の営業時間については、ホームページ等で確認されたい。
運営会社:ホウライ株式会社
入場料金:無料
駐車場料金:無料(普通車 1,200台、大型バス 20台)
施設ウェブサイト:https://www.senbonmatsu.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。