またルノーのリリースに関してのみ、上記文面に続き3社のアライアンスが世界の自動車業界で最も長く、最も生産的な異文化間企業によるユニークなパートナーシップであること。2017年に約200カ国で約1060万台の自動車を販売した世界最大の自動車企業によるアライアンスであること。3社は競争力を高めるために協力とシナジーに最大限の重点を置いていることを誇示。加えて独ダイムラーや中国の東風を含む他の自動車グループとも戦略的な協力関係を結んでいるという一文が添えられている。
より具体的な会議内容とその結果については、先の通り、これまで強力なアライアンス関係を維持・継続して来た3社であるが、これまで、この日仏連合を強いリーダーシップを掲げて主導して来たカルロス・ゴーン容疑者が、東京地検特捜部に逮捕されて10日目を迎えた同日の11月29日。
ルノーと日産の結成が19年と8ヶ月目(1999年3月27日結成)。三菱自動車工業が加わって2年目と1ヶ月目(10月20日・日産自動車が三菱自動車工業の株式を34%保有し単独筆頭株主になった)を迎えたこの夜。
日産自動車の西川社長と、三菱自動車工業の益子修CEO兼暫定会長のふたりが日本からのテレビ中継を介して参加。アライアンス統括会社「ルノー・日産BV< https://www.alliance-2022.com >」の本社があるオランダ・アムステルダム現地で、これを迎えたルノー暫定CEOのティエリー・ボロレCOOの都合3人が集結する格好で各社首脳達による経営トップ会議を開いた。