ルノー、日産自動車と三菱自動車工業は11月28日、フランス・ブローニュ=ビヤンクールにて、アライアンス オペレーティング ボードの月例会議を開催した。
会議には、アライアンスオペレーティングボード議長でルノー会長のジャンドミニク・スナール氏、日産自動車次期CEOの内田誠氏、三菱自動車取締役会長の益子修氏、ルノーCEO代行のクロチルド・デルボス氏、三菱自動車CEOの加藤隆雄氏、日産自動車次期COOのアシュワニ・グプタ氏、ルノー副CEO代行のホセ・ビンセント・デ・ロス・モゾス氏、ルノー副CEO代行のオリビエ・ミュルゲ氏が出席。
会議では、今後アライアンスとして取り組むべき課題に関する相互認識や、アライアンスの効率向上について議論した。
その結果、アライアンスの経営効率を大幅に向上させること。促進すべき3社の重要プログラムを推し進めることを踏まえ、全会一致で合意に至った。これらのプログラムには、各社の戦略や利益に対し、アライアンス効果の最大化を図る具体的計画などが含まれている模様。
これを踏まえ、上記の第一歩の取り組みとして、アライアンス オペレーティング ボードの事務局長を近日中に任命することを決めた。
アライアンス事務局長は、メンバー各社の事業効率の加速を目的に今後始動する主要なアライアンスプロジェクトの調整及び進行役を務める。事務局長は、アライアンス オペレーティング ボードと各社CEOにレポートしていく立ち位置だ。
なお3社のアライアンスは今後数週間のうちに、プログラムの詳細を発表するとされている。