楽天は、10月17日(水)から、運営する配送サービス「Rakuten-EXPRESS」を、大阪府大阪市24区および堺市で開始する(注1)。
「Rakuten-EXPRESS」では、楽天グループで生活用品や日用品のECサービスを提供するRakuten Directおよび「楽天ブックス」の商品と、「楽天市場」出店店舗を対象とする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」で受託する一部の荷物を配送している(注2)。
対象エリアは、東京23区内と東京都14市(注3)、千葉県4市(注4)に加え、今回新たに加わった大阪府の一部地域。今後も順次拡大を予定していると云う。
また同配送サービスでは、不在再配達を減らす取り組みとして、「楽天ブックス」の商品を対象に、ユーザーの不在時に事前に指定された場所への荷物を配達する「置き配」に対応。
10月10日(水)からは、同サービスで配送する荷物のうち、「Rakuten Direct」で取り扱う商品についても、「置き配」に対応させた。
楽天は、EC物流の健全化を目的に「楽天市場」における包括的な物流・配送サービスを構築する「ワンデリバリー」構想を掲げており、今回の「Rakuten-EXPRESS」のサービス拡充もその一環となる。
注1:これにより、Rakuten-EXPRESSの配送エリアの、国内人口におけるカバー率は、約13%となる。
注2:大阪府では、Rakuten Directの商品のみ「Rakuten-EXPRESS」での配送の対象となり、「楽天ブックス」の商品および「楽天スーパーロジスティクス」で受託する荷物は、配送の対象外となる。(2018年10月時点)
注3:東京都府中市、調布市、西東京市、三鷹市、小平市、日野市、武蔵野市、立川市、多摩市、国分寺市、小金井市、稲城市、狛江市 、国立市。
注4:千葉県市川市、船橋市、浦安市、松戸市。
[Rakuten-EXPRESSについて]
「Rakuten-EXPRESS」は、楽天の運営する配送サービスで、楽天グループで日用品のECサービスを提供するRakuten Directおよび、「楽天ブックス」の商品に加え、「楽天スーパーロジスティクス」で担う「楽天市場」の出店店舗の一部商品を対象に、東京23区、東京都14市、千葉県4市および大阪府の一部地域で配送サービスを展開している。
再配達では、24時までの時間指定に対応するほか、不在再配達を減らす取り組みとして、住宅敷地内への置き場所指定配達「置き配」にも対応している。