e-Mobility Power(イーモビリティパワー)は、4月5日、東京電力ホールディングス(以下、東京電力HD)、中部電力ならびに、トヨタ自動車、日産自動車、本田技研工業(以下、ホンダ)、三菱自動車工業の自動車メーカー4社および、日本政策投資銀行を引受先とする第三者割当増資により、総額150億円の資金調達を実施した。
e-Mobility Powerは、充電インフラ整備や電気自動車(EV)普及に取り組む、東京電力ホールディングスと中部電力の共同出資会社。今年2月5日には、日本充電サービス(以下、NCS/※1)との間で吸収分割契約を締結し、4月1日付でNCSが運営する電動車両(※2)に対する充電サービス事業や充電ネットワークサービス事業等を承継している。
同社は、今回の増資により、これまでの大きな枠組みを維持しながら、電動車両等(プラグインハイブリッド車、電気自動車等)の普及促進に向け、日本の充電インフラを支えてきた協力体制を継続すると共に、NCSから承継した充電ネットワークの拡充を一層加速させ、『いつでも、どこでも、誰もがリーズナブルに充電できるサービスの提供と充電インフラの整備・拡充』を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
[増資後の株主構成]
<従来>
– 出資者:東京電力ホールディングス株式会社(60%)、中部電力株式会社(40%)
– 出資金:50億円
<増資後>
– 出資者:東京電力ホールディングス株式会社(54.7%)、中部電力株式会社(36.4%)、トヨタ自動車株式会社(1.9%)、日産自動車株式会社(1.9%)、本田技研工業株式会社(1.9%)、三菱自動車工業株式会社(1.9%)、株式会社日本政策投資銀行(1.3%)
– 出資金:200億円
■e-Mobility Power:https://www.e-mobipower.co.jp/