今回のアプリによるMaaSは、通常の「Yahoo!乗換案内」の機能に現地の詳細情報を追加した感じだ。
元々使い勝手がいいことで好評のアプリなので、実際に利用者が出発地(自宅等)付近の最寄り駅から現地に到着したい時間等に応じたルート検索を行う場合、かなり詳細な情報が出てくるし、使いやすい。
また、観光目的の場合は、駅付近の宿泊施設やレストラン等の情報もシームレスに検索できるため、利便性はかなり高いといえるだろう。
今回は、自動運転バスの一般モニター募集も同アプリ内にリンクがあり、便の事前予約も行うことができた。
自動運転バスのモニターは今回無料だったため乗車運賃の決済までは不要だったが、例えば、このシステムに決済システムも搭載すれば、小田急が運行するロマンスカーや新幹線等の指定席が必要な移動手段の予約や運賃決済も可能となるだろう。
まだまだトライアルの段階だが、今後の実用化に向けたさらなる利便性の向上に期待したい。
ちなみに、本件に関する詳細は、
雑誌「NEXT MOBILITY」Vol.6(2018年10月1日発売予定)
https://www.nextmobility.jp/lp/
にて解説する。