路駐車両や歩行者を感知
実験車両には、まさかの事故にそなえて江ノ島電鉄が運行する江ノ電バスで、実際に江ノ島内の路線バスを運転しているドライバーが乗務。いつでもステアリングを握ることができる状態で実験が行われた。
慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパスでの第一弾の実証実験に続き、記者も2回目の試乗を体験。前回と違うのは、やはり周囲を走る自動車やオートバイ、自転車等の存在や、歩行者の数の多さだ(下の写真はカメラやセンサー類が感知した車両や人等の映像)。
特に、歩行者は、観光地ということもあり、車道を歩いたり、バスの前を横切ったりする人たちもいる。
LiDARやカメラ、センサー等を用いたシステム上では、それらの人たちは感知しているが、急な飛び出し等不測の事態を想定し、そういった状況では今回、ドライバーが即座に手動運転に切り替えてハンドルを操作。
これは、路肩に路上駐車車両があった場合も同様で、第一弾の時に比べ、実際に自動運転をしている時間は、多少短くなっているような感じであった。