ナビタイムジャパンは3月31日、鉄道・バス事業者向けソリューションで提供しているミニアプリにて、「マイバス」機能を提供開始したと発表した。
鉄道・バス事業者向けソリューションとは、事業者が抱える要望や課題の解決、業務の効率化をサポートするための法人向けサービス。ミニアプリは、鉄道・バス事業者のアプリ上で新たな機能として搭載できるWebコンテンツで、これまで「マルチモーダルルート検索」「時刻表」「列車走行位置」「迂回ルート検索」「バス発車案内(駅起点)」の5つを提供し、鉄道事業者が提供する公式アプリなどで実装されている。
今回提供の「マイバス」機能は、よく利用する出発バス停と到着バス停を登録することで、発着時刻表やバス接近情報をワンタップで確認できる機能。登録したバス停間を走行するすべてのバス路線の時刻表を一覧表示し、合わせてリアルタイムな走行位置を提供する。
ナビタイムジャパンによると、この機能によって、複数のバス路線が運行するバス停でどのバスに乗ると最も早く目的地に到着するか確認できたり、乗降するバス停は決まっていてもバス車体の行先や路線名、方面だけの表示ではどのバスに乗車してよいかわからないといった不安の解消に繋がる。またバスがいつ来るのか、今どこを走っているかを知りたいなどのバス利用者にとって要望の多い接近情報にも対応できるとしている。
■「マイバス」機能を搭載した鉄道事業者のアプリ
・西武鉄道『西武線アプリ』
・京王電鉄『京王アプリ』