三豊市、社会福祉法人三豊市社会福祉協議会(以下「市社協」)およびダイハツ工業(以下「ダイハツ」)は11月25日、「複数の通所介護施設における共同送迎サービス」について「プレ運行」を実施すると発表した。
三豊市とダイハツは、2019年10月に連携協定を締結し、従来各施設が個別に実施してきた送迎業務を地域で取りまとめ共同運行を目指す取り組みについて検討を開始。2020年11月には市社協を加えた体制で実証事業を実施し、送迎業務そのものを外部委託することによる業務負担軽減、効率的な稼働などを確認している。
今回、2022年度内の本格運行に向け、運営面等での課題の洗い出しを目的として、地域交通事業者をメンバーに加えた新体制にて、プレ運行を実施する。さらに、新たな取り組みとして、①送迎車両の車内空間を活用した映像コンテンツサービス提供、②送迎車両の空き時間を活用した通所介護施設利用者への弁当配達サービスについて検証を行い、高齢者が豊かに暮らし続けられるまちづくりに寄与することを目指す。
なお、この取り組みは、2021年8月24日に経済産業省 令和3年度「地域新MaaS創出推進事業」として、採択されている。
■実施時期
2021年11月29日~2022年1月28日(2021年12月31日~2022年1月3日を除く)
■実施概要
・共同送迎サービス
・弁当配達サービス