NEXT MOBILITY

MENU

2024年10月3日【MaaS】

パワーエックス、複合型リゾート施設にEV超急速充電設備

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

パワーエックスは10月3日、スノーピークとの協業事業で新潟県三条市のスノーピーク本社に併設した複合型リゾート「スノーピーク フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ(Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS)」に、超急速EVチャージステーションをオープン(10月4日)させたことを明らかにした。

 

ステーションは同敷地内に設置。充電中は温泉やサウナなどの温浴やレストランなど、自然に囲まれた快適な時間を過ごすことができる。また併設のキャンプフィールドを利用するEVユーザーも、帰りのドライブに備えて温浴やレストランを利用しながらの充電も可能という。なお、今回のステーション開設は、パワーエックスにとって新潟県での初進出となった。

 

パワーエックスは、同ステーションのオープンを皮切りに、スノーピークが運営する複合施設『LAND STATION HAKUBA』(長野県白馬村)や『スノーピーク白河高原キャンプフィールド』(福島県天栄村)など、他拠点へのさらなる導入も視野に入れている。

 

 

パワーエックスとスノーピークは、超急速EVチャージステーションの開設を通じて、利便性の高いEV充電インフラを提供するだけでなく、電動車両をキャンプの電源として活用するなど持続可能な地球環境の実現を目指していくと述べている。

 

なおパワーエックスは、本ステーションの開設を記念し、2024年10月5日(土) から 6日(日)に、スノーピークHEADQUARTERSキャンプフィールドで開催される『雪峰祭 2024 秋』に出展する。当日は、電動車を電源として活用するキャンプの提案などを展示予定としている。
イベントウェブサイト:https://www.snowpeak.co.jp/event/sepposai/hq/

 

超急速EVチャージステーション
– 設置場所:新潟県三条市中野原456ー1 Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUATERS駐車場内
– 導入製品:パワーエックス製 蓄電池型超急速EV充電器「Hypercharger Compact」
– 最大出力:150kW(ブーストモード・10分間)/ 120kW(連続出力)
– 設置口数:1口
– 利用時間:10:00-21:00(宿泊棟またはキャンプでご宿泊のお客様は、24時間利用可能)
– 定休日:なし
– 利用対象:充電規格「CHAdeMO」での充電に対応した電気自動車を所有されるオーナー ※但し一部の車種は充電できない場合がある。
– 利用料金:充電した電力量に応じた従量課金制。詳細はPowerXアプリを確認されたい。
– 運用開始日時: 2024年10月4日 10時

 

『Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS』
住所:〒 955-0147 新潟県三条市中野原456-1
営業時間:温浴施設およびストア10:00-21:00
     Restaurant 雪峰11:30-15:00、17:00-21:00
     Snow Peak Eat 11:00-21:00
施設運営:株式会社スノーピーク

 

パワーエックス
会社名:株式会社パワーエックス (PowerX, Inc.)
設立:2021 年 3 月 22 日
代表:取締役 代表執行役社長 CEO 伊藤 正裕
所在地:東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウンタワー43 階
事業内容:大型蓄電池の製造・販売、EV チャージステーションのサービス展開、電気運搬船 の開発・製造、及び再生可能エネルギー等の電力供給
ウェブサイト:http://power-x.jp/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。