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2022年3月31日【イベント】

ポルシェ、都市型コンセプトストアの開設イベントを実施

NEXT MOBILITY編集部

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ポルシェジャパンは、日本初の都市型コンセプトストア「ポルシェスタジオ日本橋 (東京都 中央区 日本橋 2-8-1 東京日本橋タワーアネックス1階)」を来たる4月1日より正式オープンさせると発表していたが、これに先駆け3月31日に同ストアのオープニングイベントを実施した。

 

 

この「ポルシェスタジオ」は、ポルシェが自ら世界各地で展開している都市型コンセプトストアの総称。同ストアではポルシェブランドの製品価値を広く紹介するだけに留まらず、来訪者に対してポルシェブランドが持つホスピタリティ性を全面に押し出すスタイルの都市型リテールスペースでもある。

 

ポルシェスタジオ日本橋は、その名前の通りで地下鉄日本橋駅に直結したビル内に1階に位置し、日本橋のショッピングモール「コレド日本橋」の斜め向かい側。東京駅からも徒歩で訪れる事が出来る東京の中心部にある。

 

空間は日本の伝統的な組子細工がちりばめられた趣のある落ち着いた空間となっており、コンフィギュレーターを用いたシミュレーションなども取り入れて伝統と革新を融合したポルシェの世界観が味わえる。

 

近年の車両販売はオンラインスタイルも加速しているが、ポルシェは敢えて、自社独特の個性やステアリングを握るリアルな接点を提供する事を介して、この時期ゆえの旧くて新しい販売手法を採り入れてスポーツカーの販売増に繋げていく意向だ。

 

 

世界初のポルシェスタジオは、今からおよそ5年前の2017年6月にドイツのジルト島 で開設されており、リアルに実車のポルシェに触れて愉しんで貰おうと言うコンセプトは、第1号の拠点づくりから一貫している。これまで各国に於いて合計17のポルシェスタジオを設置している。

 

これらポルシェスタジオの運営母体は、独・フォルクスワーゲンAGが100%出資する自動車販売会社「PHS(ポルシェホールディング ザルツブルク)」が担っており、ポルシェスタジオ日本橋は、PHS日本法人のPAIGジャパン オートモーティプ インベスメント 並びにエクスクルーシブ カーズ ジャパン(PAIGが2018年設立)が運営する世界で18番目の常設店舗となる。

 

 

このため3月30日のオープニングイベントには、ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ代表取締役社長を筆頭に、PAIGジャパン オートモーティプ インベスメントのイヴァイロ・プレヴ代表取締役。エクスクルーシブ カーズ ジャパン鈴木 聡大(すずき さとひろ)代表執行役CEO。更に同式典に来賓として参加した日本橋六之部地区委員会会長・八重洲一丁目中町会会長の府川利幸氏(ふかわ としゆき)が出席して記者会見並びにテープカット式典に臨んだ。

 

ポルシェジャパンのミヒャエル・キルシュ代表取締役社長

 

式典の冒頭でポルシェジャパン社長のミヒャエル・キルシュは「日本橋という歴史・文化・商業の中 心地に日本初のポルシェスタジオをオープン出来る事をとても誇りに思います。ここはポルシェコミュニティの最 適な集いの場となることでしょう。ポルシェスタジオのコンセプトは、ポルシェのブランドを人々にとってより身近 なものにし、新しい革新的なフォーマットによって最先端のブランド体験をご提供するものとなります」と述べた。

 

エクスクルーシブ カーズ ジャパンの鈴木 聡大 代表執行役CEO

 

これに続いてエクスクルーシブ カーズ ジャパン鈴木CEOは「ポルシェスタジオ日本橋は、永代通りと昭和通りの交差点に面し、東京駅から徒歩8分、日本橋駅にも直結しており、都心ならではのアクセスを備えています。

 

また電気自動車や最新モデルが随時展示される店内は、最上級の大型デジタルサイネージを採用しつつ、日本の伝統的な組子細工がちりばめられた趣のある落ち着いた空間としています。

 

日本橋六之部地区委員会会長・八重洲一丁目中町会会長の府川利幸氏

 

併せて最新モデルの試乗やコンフィギュレーターを用いたシミュレーションはもちろん、ファッションやアクセサリー、インテリアのコレクションのポルシェライフスタイルも多数ご用意し、ポルシェと共に過ごす新たなライフスタイルをご提案する中で、まだポルシェとの出逢いを持たないお若いファン獲得も目指していきたいと思っています」と話している。

 

 

なお現在は、2022年の夏開設を目指して銀座エリアで日本で2店舗目となる「ポルシェスタジオ銀座」の設置計画が進められており、今後もポルシェとしては都市型コンセプトストアであるポルシェスタジオの日本国内の多店舗展開を検討していくとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。