独・ポルシェAGがネットカーボンニュートラルのヴァイザッハ研究開発センターにて開発したフル電動レーシングカーの「ポルシェ 99X エレクトリック」は、日本で初開催されるフォーミュラ E レースに向けて特別な―カラーリングを纏う。
この特別なカラーリングをまとった2台のポルシェ99Xエレクトリックは、3月30日のTokyo E-Prixにてパスカル・ウェーレイン選手(#94)と、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタ選手(#13)がステアリングを握る。
なお、このユニークなカラーリングは、世界的なネオンサインの都市として知られる東京と日本のストリートアート、そして自動車文化への視覚的なオマージュとして取り入れられたもの。
しかもこの特別なカラーリングは、魅力的な国際都市に完璧に適合しているだけでなく、フォーミュラ E のダイナミズムと、世界初の電動レーシングカーによるレースシリーズが象徴する未来志向のトレンドも強調しているとボルシェでは話している。
この特別な車両仕様についてポルシェチームでマネジメント&ビジネスリレーションズディレクターを務めるカルロ・ウィガーズ氏は、「Tokyo E-Prixは、ABB FIAフォーミュラE世界選手権のサクセスストーリーに於ける新たなマイルストーンです。
今回のポルシェ 99X エレクトリックの特別なカラーリングは、ユニークな大都市である東京でのフォーミュラ E初開催と、成功を収めているポルシェとタグ・ホイヤーのパートナーシップを祝うものです。
同時に、これは世界で最も魅力的な都市の一つである東京と日本の熱心な自動車レースファンを視覚的に表現しています」と説明した。
またタグ・ホイヤーCEOのジュリアン・トルナーレ氏は、「ここ日本で初めてのフォーミュラEレースに参戦できるのは本当に素晴らしいことです。
これはタグ・ホイヤーのモータースポーツの歴史の証であり、伝統的に私たちが大切にしている価値観です。 併せてポルシェとのパートナーシップがこの瞬間を更に思い出深いものにしています」と述べた。