ポルシェジャパンは12月20日、全国のポルシェ正規販売店49拠点に設置する53基の急速充電器、ポルシェ ターボチャージャーの150kW(CHAdeMO規格)での運用を開始した。
ポルシェジャパンが展開する急速充電器ポルシェ ターボチャージャーは、2020年より順次運用を開始していたが同日、急速充電器設置済のポルシェセンターでのアップデートが完了。
これにより、ポルシェに加えプレミアム チャージング アライアンス加盟の〝アウディ〟、〝フォルクスワーゲン〟ブランドのBEV(電気自動車)オーナーも150kWの充電サービスを利用できるようになった。
同社(ポルシェジャパン)による充電インフラ展開は、正規販売店の他、都市部に展開する急速充電器(150kW)「ポルシェ ターボチャージングステーション」を主に、東京、名古屋、大阪に10拠点18基設置している。
加えて、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設などで長時間滞在に適した普通充電器(8kW)「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」を103拠点213基運用している。
もとよりポルシェでは、2030年までに新車の80%以上をフル電動モデルにする目標を掲げており、タイカンの他、マカン、718、カイエンが将来的にフル電動モデルのラインナップに加わる。これを踏まえポルシェジャパンは、今後もフル電動モデル普及に向けて国内のインフラネットワークの拡充を継続して実施していきますと話している。
また、これと同時にアウディ並びにォルクスワーゲンジャパンも、2022年8月から導入を始めていた150kW急速充電器「アウディ ウルトラ チャージャー」のソフトウェアのアップグレードを完了させ150kWの本格的な稼働を開始している。なおアウディでは、2024年上半期までにe-tron店に設置のすべての充電器を150kW急速充電器とする予定としている。
ポルシェジャパンによる電気自動車の充電ネットワーク
https://www.porsche.co.jp/sp/charging/
プレミアム チャージング アライアンス
https://pcajp.com
アウディの充電ネットワーク
https://www.audi.jp/e-tron/charging_information