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2023年12月20日【エネルギー】

ポルシェ&アウディの急速充電器、150kW出力で運用開始

坂上 賢治

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ポルシェジャパンは12月20日、全国のポルシェ正規販売店49拠点に設置する53基の急速充電器、ポルシェ ターボチャージャーの150kW(CHAdeMO規格)での運用を開始した。

 

ポルシェジャパンが展開する急速充電器ポルシェ ターボチャージャーは、2020年より順次運用を開始していたが同日、急速充電器設置済のポルシェセンターでのアップデートが完了。

 

 

これにより、ポルシェに加えプレミアム チャージング アライアンス加盟の〝アウディ〟、〝フォルクスワーゲン〟ブランドのBEV(電気自動車)オーナーも150kWの充電サービスを利用できるようになった。

 

同社(ポルシェジャパン)による充電インフラ展開は、正規販売店の他、都市部に展開する急速充電器(150kW)「ポルシェ ターボチャージングステーション」を主に、東京、名古屋、大阪に10拠点18基設置している。

 

 

加えて、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設などで長時間滞在に適した普通充電器(8kW)「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」を103拠点213基運用している。

 

もとよりポルシェでは、2030年までに新車の80%以上をフル電動モデルにする目標を掲げており、タイカンの他、マカン、718、カイエンが将来的にフル電動モデルのラインナップに加わる。これを踏まえポルシェジャパンは、今後もフル電動モデル普及に向けて国内のインフラネットワークの拡充を継続して実施していきますと話している。

 

 

また、これと同時にアウディ並びにォルクスワーゲンジャパンも、2022年8月から導入を始めていた150kW急速充電器「アウディ ウルトラ チャージャー」のソフトウェアのアップグレードを完了させ150kWの本格的な稼働を開始している。なおアウディでは、2024年上半期までにe-tron店に設置のすべての充電器を150kW急速充電器とする予定としている。

 

ポルシェジャパンによる電気自動車の充電ネットワーク
https://www.porsche.co.jp/sp/charging/

 

プレミアム チャージング アライアンス
https://pcajp.com

 

アウディの充電ネットワーク
https://www.audi.jp/e-tron/charging_information

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。