NEXT MOBILITY

MENU

2018年2月26日【経済・社会】

パイオニア、子会社・パイオニアFAの全株式を新川に譲渡

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

パイオニアは、2月26日開催の取締役会で、連結子会社のパイオニア FAの全株式を、新川に譲渡することを決議したと、同日発表した。

パイオニア・ロゴ パイオニアFA は、スマートフォンや自動車用の電子部品の実装機や検査装置、生産技術のソリューションを販売。

 

一方の新川グループは、半導体メーカーおよび電子部品メーカー向け半導体製造装置の開発・製造・販売を主たる事業とし、さらに、当該事業に関連する保守サービスを展開している。

 

パイオニアは、グループ全体で事業の選択と集中を進める中、新川に対しパイオニアFAの全株式を譲渡することで、新川グループ傘下での事業拡大、企業価値向上が図れると判断、今回の決議に至ったとしている。

 

なお同社は、この株式譲渡による2018年3月期の連結業績への影響はないとしている。

 

[譲渡対象会社の概要]

 

(1) 商号:株式会社パイオニア FA
(2) 所在地:〒350-0286 埼玉県坂戸市千代田 5-7-1
(3) 代表者:代表取締役社長 小林 弘
(4) 主な事業内容:電子部品の実装装置/組立装置/検査装置等の設計、製造、販売
および各種製造用ソフトウェアの開発、販売
(5) 資本金:353百万円
(6) 設立年月日:1995 年10月31日
(7) 株主および持株比率:パイオニア株式会社 100%

 

[譲渡先の概要]

 

(1) 商号:株式会社新川
(2) 所在地:〒169-0074 東京都新宿区北新宿 2-21-1 新宿フロントタワー32 階
(3) 代表者:代表取締役社長執行役員 長野 高志
(4) 主な事業内容:半導体製造装置の研究・開発・設計・製造・販売および保守サービス
(5) 資本金:8,360 百万円
(6) 設立年月日:1959年8月6日
(7) 上場取引所:東証第一部(コード番号:6274)

 

[日程]

 

(1) 取締役会決議日:2018年2月26日
(2) 契約締結日:2018年2月26日
(3) 実施予定日:2018年6月1日(予定)

 

 

株式会社パイオニアFAのHP:http://pioneer.jp/corp/info/globalnetwork/japan/pioneerfa/

 

株式会社新川のHP : https://www.shinkawa.com/

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。