3D-LiDARセンサーは、レーザー光で対象物までの正確な距離を測定し、遠方や周辺の状況をリアルタイム かつ立体的に把握できるため、レベル3以上の自動運転の実現に不可欠だと言われているデバイス。
この3D-LiDARセンサーに関しパイオニアは、2020年以降の量産化を目指し、高性能で小型かつ低コストなMEMSミラー方式の3D-LiDAR センサーの開発を進めており、2018年9月下旬より、計測距離と画角が異なる3D-LiDAR センサー3種4モデルを国内外の企業に順次提供を開始。
加えて、同社では、これら3D-LiDAR センサーを活用した高精度の「物体認識アルゴリズム」および「自車位置推定アルゴリズム」の開発も進行中だ。
今回の実証実験で、パイオニアは3D-LiDARセンサーやアルゴリズムなどに関する知見・技術を提供。
写真○印の場所にパイオニア製3D-LiDARセンサーを搭載
また、MooVitaは自動運転ソ リューションの開発を進めることで、自動運転の早期実用化およびサービス商用化を目指す。
【参考サイト】
パイオニアの自動運転に関する取り組みについて:http://autonomousdriving.pioneer/ja/
【MooVitaについて】
MooVita は、2016 年に創業した、自動運転ソリューションの提供を専門とするハイテクスタートアップ企業で、シ ンガポールに本社、マレーシアとインドにオフィスを設置。シンガポールの公共道路で自動運転車両を初めて走らせた団体の1つでもある同社は、都市向け完全自動運転のソフトウェアソリューションを開発している。
公式サイト:http://www.moovita.com
【Ngee Ann Polytechnicについて】
公式サイト:https://www.np.edu.sg/Pages/default.aspx