スターツアメニティーとソフトバンクは、7月13日、パーキングシェアリング事業で提携したことを発表した。
両社は、ソフトバンクの運営するパーキングシェアリングサービス「BLUU Smart Parking(ブルースマートパーキング)」で相互に協力。
スターツアメニティーが管理する全国・約10万台の月極駐車場の未契約区画や遊休地などを登録し、「BLUU Smart Parking」として貸し出せるようにし、都市部や観光地での慢性的な駐車場不足の解消、路上駐車の減少などに向けて取り組んでいく。
またソフトバンクは、スターツアメニティーの協力を得て、今年8月20日をめどに「BLUU Smart Parking」のベータ版トライアルを開始し、10月下旬からの一般向けのサービス提供開始を目指す。
「BLUU Smart Parking」は、同社のIoTプラットフォームと、車両番号認識機能を搭載したカメラセンサーシステムを組み合わせ、シンプルかつ安価なサービスを実現。
既存の駐車場への設置も可能なため、月極の運用に加え、未契約区画を「BLUU Smart Parking」に登録することで、土地活用による収益確保に貢献すると云う。
また、ドライバーにとっても空き駐車場の検索から事前予約、決済までを専用アプリケーションで完結、利便性の高い駐車場シェアリングサービスを実現するとのことだ。
今回の提携により、今後スターツアメニティーとソフトバンクは、スターツアメニティーが運用する4万台超のコインパーキングサービス「ナビパーク」でも、箇所ごとの採算を考慮しながら「BLUU Smart Parking」のカメラセンサーシステムの導入を推進し、初期投資を抑えた次世代のパーキングを展開していくとしている。
■BLUU Smart Parking:https://www.parking.bluu.jp/