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2019年6月3日【テクノロジー】

パナソニック、住宅のIoT連携製品を刷新して発売

NEXT MOBILITY編集部

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パナソニック社内カンパニーのライフソリューションズ社は、家庭内の様々な家電や住宅設備機器をインターネットにつなげて連携させる住宅向け「HOME IoT」の中核機器「アイセグ2(AiSEG2)」のバージョンアップを行い、6月24日に発売する。

 

希望小売価格(税抜・工事費別)は、4万円から。

 

 

パナソニック・ロゴ

 

 

今回のバージョンアップでは、住宅用の電気自動車普通充電設備および、太陽光発電システムと連携。AI(人工知能)を搭載したアイセグ2が翌日の天気予報を確認し、太陽光発電システムと組み合わせた「AI ソーラーチャージ」機能で、太陽光発電の余剰電力で電気自動車を充電できるようになる。

 

また、利用する電気料金プランに合わせて電力料金の安い時間帯に自動で充電を開始する他、充電終了・充電し忘れをスマートフォンに通知。さらに、アイセグ2につながる機器数を、従来の20社33機器から業界トップクラス(※1)の24社34機器に拡大する。

 

なお新機能は、既に使用中のアイセグ2でも、インターネット経由でのファームウェア・アップデートにより利用可能となる。

 

ライフソリューションズ社は、IoTやAIなど最先端の技術と、これまで蓄積してきた配線器具や開閉センサー等の技術を融合した「HOME IoT」中核機器のアイセグ2を、戸建住宅、集合住宅へ浸透させることで、快適で豊かなくらしの実現に貢献していくとしている。

 

 

[アイセグ2の概要]

 

 

 

[特長]

 

1. 【AI対応】電気自動車普通充電設備(ELSEEV hekia S Mode3/※2)と太陽光発電システム連携を実現

 

アイセグ2が18時時点の翌日の天気予報に基づき、翌日の発電量と使用電力量をAI判断。余剰電力があれば、自動的に電気自動車を充電する。この機能を「AI ソーラーチャージ(太陽光活用モード)」という。

 

 

●その他便利機能

 

 

■AiSEG2対応 電気自動車普通充電設備 ELSEEV

 

<品番、品名、希望小売価格(メーカー希望価格)>(円/税抜)
– DNHA326、ELSEEV hekia S Mode3 AiSEG連携タイプ 6kW(※2)、220,000
– DNHA323、ELSEEV hekia S Mode3 AiSEG連携タイプ 3kW(※2)、190,000

 

※2:2019年8月21日発売開始予定。

 

 

2. 【IoT対応】LINE製「Clova」搭載スマートスピーカー(※3)と連携

 

LINE製「Clova」搭載スマートスピーカーと連携し、音声での機器操作が可能になる。

 

 

注1)発話する文言は一例。実際の動作は音声により確認の応答を実施。
注2)動作確認済みのスマートスピーカーは、Clova WAVE、Clova Friends、Clova Friends mini、Clova Deskの4機器。全てのClova搭載スマートスピーカーに対する動作を保証するものではない。

 

 

3. 【IoT対応】連携機器を24社34機器に拡大

 

アイセグ2につながる機器・メーカーを従来の20社33機器から、今後、業界トップクラス(※1)の24社34機器へ拡充。機器選択の幅が広がる。

 

 

注3)すでに連携済みの機器については、「AiSEG2(Home IoT)」対応商品一覧ページ<https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/aiseg/hinban.html>を確認のこと。

 

 

※1:HEMS機器(エネルギー計測かつ、ECHONET Lite規格に対応)。国内において、2019年6月3日現在、ライフソリューションズ社調べ。
※2:2019年8月21日発売開始予定。
※3:2019年8月21日対応予定。

 

 

■AiSEG2(Home IoT):https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/aiseg/

 

 

[問い合わせ先]

 

パナソニック 住宅エネルギーマネジメントシステムご相談窓口
フリーダイヤル:0120-081-701(受付 9:00~18:00 365日)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。